Turks and Caicos タークス&ケイコスへ行くまでの話 その1
この島に来るのは1年前の私も、ましてや半年前の私も想像もつかない出来事でした。
だいたい、聞いたことない名前で何処にあるのかも不明・・・
行くと決めたのも私自身じゃなくて、彼の仕事の関係上移ることになったので付いて行くことになったから。
そもそも今年2015年の4月から祖国日本を離れて、私は彼氏の国フランスへいました。
彼氏はフランス人で、仕事はパン職人です。まったくフランス語がダメな私ですが、日本から飛び立ち彼とパリ郊外で順調に暮らしてました。もともと出会いは世界展開してる某リゾートホテルで働いていたのがきっかけです。
もちろんそこでも全部手作り、たった1人で何百人分ものパンをせっせとこねて、こねて、焼いて、焼きまくってました。 彼は日本で働いた後はフランスへ帰るということだったので、遠距離するのもあれだしなぁ・・・というお互いの意見の結果、じゃあフランスへ私も行こう!ということになりました。笑 単純で簡単な私・・・
まぁ今はこのわけのわからん名前の島に2人で生活を始めたわけですが、フランスでは自分でも予期しなかったわずか半年ほどの生活でした。彼もフランスでの仕事(某有名お菓子メーカーでのパン作り)にいろいろと思うことがでてきたらしく、あんまり楽しくないなぁーと悩みを少し抱えていたそんな時!
にいきなり彼のメールアドレスに一通のメッセージが届いた。
それはタークス&ケイコス島のパン屋さんのオーナーから一緒に働かないか?という依頼だった。
なんでいきなりメールがきたかって!笑
その理由はフランスでペストリーかパンの仕事を探していた時に、インターネットでパン職人専用の求人掲示板に履歴書を投稿したのがきっかけだった。
まぁ本人いわくけっこう前の話だけどよく見つけたなぁーとのこと。
メッセージには一度電話して話をしようと書いてあり、彼は電話番号をかいてメールを返信した。
それからトントンと話が進みそして進み、私たちはついに行く決断をしたのだ
実は彼、さっき話した前職のリゾートホテルで5年間にいろんな場所を転々としながら働いた。
もちろんパン職人として。その中で2年前に働いていた場所がタークス&ケイコスだ。
彼はだいたい島の物価や暮らしを知っており、しかも今まで訪れた中でもお気に入りの場所だったのだ。
それは彼が私に聞かせてくれた働いた5年間の話にもよく登場する名前だった。
雇い主のオーナーもそんな人を探していたらしくまさにお互い絶好の機会だった。