パン美味しいね!

パン屋、パティシエの旦那さんとのノルマンディー田舎暮らしを、ちょくちょく書いてます。

パン屋業

冬にだんだんと近づいてきましたね!!


ここ常夏のタークス&ケイコスも、スーパーや携帯電話のショップなどなど、
クリスマスの飾りつけが完了しております!!


こんな早かったっけ?笑
クリスマスライトやツリーがあって、不思議ですが夏のクリスマスですね。


さて、私とパン屋の彼が働いてるクラストベーカリーは忙しい毎日を送っそのております。
今日もサンクスギビングなどで大忙し・・・
IGAスーパーマーケットでも出しているパンもけっこう売れております。
そしてスーパーの横に、クラストベーカリーカフェも最近オープン!!!
朝6時半から元気にやってます!


おすすめは、もちろんですが、クロワッサンやパン・オ・ショコラ!!人気商品です。
これはフランス人のパン屋の彼が毎日、真剣に、そして手早く、美味しい味のラインを崩さず
作っています。(これはほんまに彼いわく、すごく大事なことらしいです。)


そして、これまたフランス人の同僚が作っている、
ラスティックやバゲットもフランスで作るパンに負けないクオリティーでございます。


私はこの島に来る前、半年間ほどパン屋の彼の国、フランスにいました。
そして、生まれて初めて美味しいパンを毎日食べていました。食べない日はありません!笑
そして住んでた家の近くにももちろんパン屋さんがあり、そこがお休みの日はまた近くのパン屋さんに買いに行って、食べ比べをしてました。
そして何がどう違うのか、だんだんわかるようになりました。(この私が!笑)
みんないろんな味があるんですね。微妙な違いですが。


ただ、フランスは材料が豊富で小麦粉や水、そしてバターの質が断然に上で素晴らしい!!!!
ほんとに美味しい。どんな料理にでもバターは使います。バター1か月に2個は使ってました。
(けっこう大き目のバター)新鮮で味は濃厚で、でも味は重たくない!!


さぁ、この島でクラストベーカリーをオープンしたフランス人のオーナーですが、
何もかも予定通りいかないこの島で、相当な苦労をしてカフェまでオープンさせました。
オーナーはもともとパン屋ではなく料理のキュイジニエなのでよく今までやってたなーと思います


材料の質も違うのでなかなか、本場フランスとまではいきませんがそれに近いクオリティーを
パン屋の彼やまたフランス人の同僚たちが作り出しています。素晴らしいことですね。
この島で美味しいパンを食べられるのは、このクラストベーカリーだけではないかと私は思っています。


私はこのベーカリーでは、ホテルやスーパーのオーダー管理やパッケージングなどをしているので
裏方業ですが、職人の仕事はすごいなーと日々思います。


パン屋の彼は前に熱く語ってました!!


パンは料理とは違って、一歩間違えると味や食感、見た目がすぐ変わるからアレンジ不可。
オーブンの状態、焼加減、水加減、材料の混ぜ方などいっぱいルールと秘訣があるのです。
当たり前だけど、1か月の1日から30日まで同じクオリティーと味を保たないとダメ。
特にフランスでは町の人はパン屋をコロコロ変えず、お馴染みのお気に入りに毎日買いに行く。
1日でもまずいクロワッサンを出したとしたら、町の人はすぐ変化に気づいて、買わなくなるんだよ。


と言っておりました。なんだか普通に仕事してるだけかと思ってたけど
すごいねんな・・・しかも命取り!笑


パン屋さんは大変でございます・・・








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