パン美味しいね!

パン屋、パティシエの旦那さんとのノルマンディー田舎暮らしを、ちょくちょく書いてます。

雨の日の悲劇

この島タークス&ケイコスのプロビデンシヤレスでも、雨の日は突然やってきます。
ほとんど晴れですけどねー。


2週間ほど前、3日間ほど毎日雨が降った日がありました。
その中の1日が、私とパン屋の彼との大切なお休みの日でありました。


1日中降りやまない雨・・・


どこにも行けそうにないですね・・・やることもない。
こうなったら、もはや食べること、飲むことだけしか楽しみがない・・・笑


しかもその日は、パン屋の彼おすすめのバーに連れて行ってもらう約束の日・・・
夕方5時にもなり、何もできずに1日が終わる・・・
あぁー終わってしまうとテンションが落ちる。すると


今からバーへ行くよ!ほら準備して! と突然に行くこととなったのだ。笑


けっこう雨降ってるけどなぁー、家にいるのもいやだから、行くしかない!
でも、家から出るとものすごい光景が広がっていた。


デコボコ道で舗装されてない部分が多くあるこの島。そのせいで大きな水たまりがあちらこちらに。
まるでスイミングプール。泥水プールである・・・


それでも雨の中私たちは走り出した!バーへお酒を飲みに行くために!!!!笑
車道や歩道を走りながら、泥水プールの中へも勇気出して突き進んだ。


左右に見事な泥水をかきわけ、それがじゃんじゃん足にかかるこのワイルド感!笑


順調に行っていたが、中間地点で悲劇が起こったー!
車道より歩道のほうが高くなっており、段差があるのにこのスイミングプールの泥水に浸かっており、まったくわからずついに・・・


倒れた!!!!こけた!   完全にバランスを崩してもうたぁぁ笑
雨に打たれて、歩道に倒れたえっさん。そして何も知らずに進み行くパン屋の彼・・・みじめな気分。


おおおおーーーい!ちょっと待ってーと大声で呼び止め、戻ってきました。笑
すると後ろには、何台もの車が止まっており私がこけたのを目撃していた。


きみー大丈夫?怪我なかった?とわざわざ車のドアを開けて私に声をかけてくれました・・・


あ!大丈夫です。彼氏もいるんで気にしないで下さいー。ありがとう。
とお礼を言うと、駆けつけたパン屋の彼に対して、彼女の後ろを走ってやりな!と注意。笑


少しだけ太ももをうちましたが、無事だった私。そして恥ずかしい思いがいっぱいの私。苦笑い・・・


なんだかんだでバーに到着!!
名前はFlamingoフラミンゴという小ぢんまりとした、ビーチ沿いにあるバーです。
が、もちろん天気のせいで海はやや荒れ模様。夕日も見れず、でもラムパンチで乾杯したのであった。



警備員

前回でもお話したとおり、私たちは今車を持っておらず自転車生活をしています。


今日は私の自転車を買いに行った時の話・・・


目的地でもあるBusiness Center ビジネスセンター(オフィス用品や文房具などいろいろ売ってます)
と書かれた大きい倉庫みたいな場所に、私はジェットニーで向いました。
パン屋の彼はというと、すでに私より先に自転車を買って愛用していたのでそれで行くとのこと。


やはり、自転車とジェットニー・・・予想通り私が先に着きました。笑
お金を渡して、暑いので建物の中に逃げるように入った私。


入って右側には店内への入口のドア、そして左には出口専用のドアがあります。
その真ん中に警備員が1人。
彼の仕事は万引きした人がいないか、商品を買った記録のレシートを必ず確認する仕事である。


自転車は店内の入口に入る手前に売ってるので、そこで私はパン屋の彼が来るのを待ってました。
どれにしようかなー!


すると飲み物の自販機もすぐ近くにあり、そこにローカルのおっちゃんがやって来ました。
彼はあたしをジロジロと見て一言。


あんたフィリピン人!?


いやいや・・・この質問には何回も困っているえっさん。
肌の色がやや黒く焼けてるからそうやって見えるのである。(顔も沖縄人?とかたまに言われるけど)


即座に違いますと答えた私。するとまた一言。


あ!インドネシア人?笑


ちがーーーーう!!全然ちがう!アジアンな顔に焼けた肌、濃い顔ってことですか!?
あの・・・日本人ですけど、と答えた。すると、


あっそう・・・とあっさり回答!!!☜なんで聞いたん?おっちゃん!笑


そういう意味のない質問を私に吹きかけながら、7アップのジュースを購入しようとしていた。
が、お金を入れたのに飲み物が出てこなくなった。


と、ここで警備員が困ったおっちゃんを見てやって来て自販機をチェック。
少しすると、飲み物をキャッチできたらしくそばで見ていたおっちゃんに飲み物を渡した。


2人の会話を片耳に自転車をどれにしようか見ていたが、どうやら1缶しか買ってないのに2缶出てきたので、警備員にあげたようである。おっちゃんは店内に買い物しに去って行った。


お客さんの出入りもしばらくなく、そこには私と警備員の2人だけ・・・・
とすごい音が沈黙の中に走った!


プシューーー!カラン!


あの7アップを開けて堂々と飲んでいるではないかぁーーーー!!!!
仕事はええんか!? 休憩ちゃいますよね。
 まぁ冷えてるうちに飲んでまお!ってことですか!笑


そして、またしばらくシーンとした空気の中に、さらにすごい音を走らせた!


グワァーガァーー


見事なゲップを披露したのであった。笑


めっちゃびっくりしたよ、えっさんは。
だって、動じないし、さらになんとも思ってない警備員の制服を着た君の姿に驚きを隠せなかったんだもん。振り返ってガン見しちゃったよ・・・


こんな下品でのんびりした警備員が少なくとも一人はいる、ここタークス&ケイコス。


次にどんな事を発見し待っているのか、ある意味楽しみである。








激安タクシー

今日もお天気がよく海がきれいなタークス&ケイコスです!


そうそう。この島に来てびっくりしたんですがね・・・
車の道路でプップー、ピッピーとクラクションを鳴らしすぎるローカルの人々。笑


いったいなんなんだ!
普段の溜まったストレスでも発散したいのか!?けっこうスピードも出ちゃってますけど・・


というような光景がよく見られます。
不思議に思ったので、ここで質問してみました。パン屋の彼に!


ここに来る以前、2年ほど前にこの島のリゾートホテルで働いていたからです。


それはジェットニーだよ!という回答。 (なんですか?それは?)
タクシーみたいなもん!


そう。この島ではジェットニーがだいたいどこでもすぐ捕まえられます。便利!
道路や歩道を歩いたり、待ってたりすると、ピッピー!!と鳴らしてくるので、手を挙げて、乗ります合図を送るとちゃんと止まってくれるんです。そして行先まで連れていってくれます。
まさしくそれがジェットニーであります。


私たちのように車がない人もいるので、バスとか電車とかないこの島では不便ですよね・・・
東京や大阪九州札幌などの大都市とは比べものになりません。笑


そう、私たちは只今車なし生活を実施中!!ってキャンペーンか!笑
自転車を購入しスーパーや職場まで日々暑い中、風をきって自転車に乗りまくる毎日!笑
汗をかき、気分爽快!ですがやや疲れます。


このジェットニー、違法タクシーみたいなもので車を持ってる人は簡単にやってます。
中には免許を持たずに車を走らせて、ジェットニー商売をする人もいるのだとか!
 こわ!ってか危ないよ。笑


もちろんメーターとかもありません。そして料金は1人2ドル!
少し遠くまで連れていってもらう時は5ドルとかかな?   ルールはよくわかりませんが、そういうこと。


ある日自転車もまだ購入してない時。
パン屋の彼と私はスーパーからの帰り道ジェットニーを捕まえました。


車は普通の乗用車。そして、出発直前にこれまた他に3人も乗ってきました。
一度にお客を見つけてドライバーラッキーである!
そして車内は後ろ3人、前2人(ドライバーを含む) の満員状態!


車はちゃんとそれぞれの行きたい方向に走り出しました。
(ドライバーですが、複数の客を乗せる時はどの方向に行くかちゃんと聞いてます)


そしてしばらく走った後、プップー!と鳴らしまた車は止まった。
窓の外にはもう一人男性が待ってるではないか!そして後部座席に乗り込んだ! 笑


いやいや!めっちゃスペースないわ・・・だってすでに4人乗ってる状態やん!
この人が乗ったから、合計大人5人。
てか私は彼の膝の上に子供のように座っているではないか!笑


さすがにないわ・・・ドライバーの無理矢理でも顧客をゲットしようとする執念に驚きを隠せない・・・
居心地悪いタクシーやな・・・まぁーしゃーないな。


今まで乗ったジェットニーの中でも、こんな詰め込みは今まで一度もなかったです。
アイランド!驚きの連続であります。


だいたいは普通に乗れますのでご安心下さい。
そして島にお越しの際には、勇気を出して利用してみてはいかがでしょうか?